それは、きっと誰しも持っている。
 心にある一つのグラス――。
 多くの人が、誰にも見えないところで、溢れるぎりぎりで止めている。





  表面張力





「マジうぜぇ」

 まずは一滴。

「悩みなさそうでいいなぁ」
「彼氏が××で、それで、△△ってね……」

 一滴、一滴。

「○○さんも、××××――」
「○○はさー……」

 ぽたり、ぽたりと。

「××××××」
「△△△△」
「○○、××××――」

 ぽた、ぽた、ぽた……。

 あぁ、もう。

 また一滴――。
 もう少しで、溢れそうだ。
 このグラスいっぱいに、ストレスという名の雫を溜めて、こぼれ出すすれすれまで笑っている。

「ねぇ――」

 ほら、見て。このグラス。
 表面張力ってやつ。

 ――あと、あと一滴。

「――――」

 決壊したら、どうなるだろう?




短いですね。詩に近いです。
なんかもう、ね。頑張って更新しましたよ。こんなもんですいません。マジすいません。
最初、『ひょうめんちょうりょく』を『ちょうめんひょうりょく』って打ったよ……。


――――2008/11/30 川柳えむ