グローリ・ワーカ   第5章:ペンダント

「何で私ばっか攻撃すんのっ!?むしろストームとニールはわざとやっている気がー!」
 マニュアは1人、ストーム、ニール、アリスの攻撃を避けていた。
 次の瞬間、ニールが振り返り、ティルに向かって拳を向ける。
「そうでもなかったー!!」
 ティルは慌ててマニュアのマイクでそれを防いだ。
「って、おい、ティルちゃあぁぁぁぁ〜ん!!それ、私のマイク!」
「ごめんごめん」
「ていうか、いつの間に私のマイクを!?」
「いやー…マニュアちゃんなら、その身1つでも……」
 その時、ティルはふっとあることを思い出して叫んだ。
「マニュアちゃん!あれやって、あれ!」
「あれ!?」
 マニュアの頭の中に、変なものが色々と行き来をする。
「違う!ム・キ・ム・キ!!!!」
「ムッ…!!」
 む。
「むちむち!?」
 おい、この物語を18禁にする気か!?ι
「違う!!ムキムキ!早く!」
「わ、分かった!はァ〜〜〜〜ッ…!ムキムキッ!ムキムキッ!!」
 マニュアはポーズを決めている!
 皆はそれを呆れて見ている……
 作者はこんな吟遊詩人いねぇよ。と思っている。
「おい!ι」
「さぁ、早く仕事に戻るべ」
「さっさと用事済ませなきゃ」
「さ、帰ろ帰ろ」
「あ、お昼の時間じゃ」
「あんたら…キャラクターが変わってるぞ」
「よっし!皆我に帰ったよ!」
 そして、皆は町に帰ってしまった。魔物まで巣に帰ってしまったようだ……
「私の華麗なるポーズに心を打たれ、人々は正しい心を取り戻すのです」
 微妙に何かのセリフをぱくったようなことを言う。
(何か違う!それに、私の考えが良かったんだ!)
 ティルは心の中でツッコんでいた。
「……何があったんだ…?」
 他3人も無事、我に帰ったようだ。