グローリ・ワーカ   WEB拍手用ミニ話16:汝は魔族(あるいは天使)なりや? 1日目

◆ 参加者 ◆
 マニュア・ホワイト
 ティル・オレンジ
 ストーム・カーキー
 アリス・ヘイズル
 ニール・クラベット
 アルト・クリーム
 ヤン・サンド
 ピュウ
 シリア・ブラック
 スリム・カント
 ヒナ・マゼンタ
 トンヌラ
 ミンミン
 トリヤス
 キリオミ
 リナ・フレッシュ
 キース・ヘリオトロープ
 ユー・サンド
 マリア・クノッソス
 ナレーション

1日目

 ナレーションが無残な姿で発見されました。

シリア「おはようございます」
ピュウ「おはよう! って、ナレーションが、し、死んでる……!」
ストーム「はよう! なんだって!? ナレーションが死んだって!?」
リナ「おはよう! ――で、え? ナレーションが襲われた※1って、そんな……」
キース「はよ! なんか、魔族が現れたとか聞いたぞ?」
キリオミ「はよーっス! 誰かが魔族に襲われたんスか?」
ニール「はよぅ。ナレーションが襲われたってよ。ナレーションなんか襲ってなにが楽しいんだ?」
ヤン「茶番乙」
シリア「じゃあ、とにかく――」
ヒナ「占い――じゃなくて、ハーフCO! ティーは人間だったよ!」
ティル「えぇ!? ちょっと待ってよー! ハーフCOだよ! トンヌラは人間!」
マニュア「え!? ヒーちゃん、また占い――じゃなくて、ハーフなの!? おかしくない!?」
ヒナ「え!? おかしいとか言われても! 実際そうなんだもんー!」
ヤン「まぁ可能性としてはなくはないけどな。しかし、人間判定を出した相手であるオレンジがハーフだって宣言※2してるぞ」
アリス「これって、どっちが嘘言ってるのかしら……?」
トンヌラ「私に人間判定を出したからって容易に信用してはなりませんね。しかし、マゼンタさんが適当に言った相手が、実は本物だった――という可能性は高いですね」
ヒナ「ちょっと待ってって! 本当なのにー!」
ティル「えー? ヒーちゃん、適当に言ったみたいだけど、残念だったねぇ。私が本物だよー!」
スリム「え? でも、ヒーが本物で、ティーが崇拝者? って可能性もあるんじゃないかな?」
ニール「マゼンタが本物でオレンジが崇拝者ってのと、オレンジが本物でマゼンタが魔族か天使か崇拝者ってのは、どっちが可能性高いんだ?」
ユー「で、ハーフCOはこの2人だけで大丈夫なのか?」
ストーム「あ! 俺! 俺もハーフだ! ホワイトは人間!」
マニュア「ファッ!?」
ヤン「おい、今更ハーフ宣言かよ」
ストーム「2人がいきなりお互いわけ分かんないことやりだしたから遅れただけだっつーの! ホワイトは人間だった!」
マニュア「い、いや、遅れて出てくるから。偽物じゃないかと思っちゃうけど、ちゃんと私に人間判定出してくれてる辺り、やっぱり本物に思えてしまう」
ニール「いや、自分に人間判定出してきたからって、そうとは限らんぞ。魔族もそいつが魔族か魔族じゃないかは分かってるんだから、信用取るために人間判定出してきたのかもしれん」
スリム「ていうか、みんな白なんだね」
ミンミン「これじゃ誰が本物か分かんないわ」
トリヤス「とりあえず、なんでそこを視たのか、理由を聞いてみてはどうです」
ヒナ「え? 理由!? いや、別にないんだけど……だって、初日だし! とりあえず、ティー視てみたよ!」
ミンミン「理由としては薄いわね……」
ヒナ「そんなぁ!」
ティル「私はねぇー……トンヌラにバトルの時の恨み――じゃなくて、トンヌラが魔族だったら怖いなぁと思って。だって、頭良さそうなんだもん! 魔族だったらすぐ吊りたかったよね! だけど、人間みたいで残念――いやいや、心強いよね!」
トンヌラ「ところどころ本音が見え隠れしているのですが?」
ティル「気のせいだよぉー!」
ストーム「俺は、前回ホワイトが意味不明な行動してたから」
マニュア「いや、全くしてないよ!? 騙りはしたけども! みんなが勝手に人狼だの狂人だの扱いしだしただけだよ!?」
ストーム「んで、ホワイトが魔族だったら笑ってやろうと思って。人間だったわ、ツマンネ」
マニュア「おい」
アルト「崇拝者の可能性もありますよ? 前回みたいに」
ストーム「それもそうだな!」
マニュア「おい。違うよ! なんでだよ!!」
キリオミ「ところで、他にはいないっス?」
ニール「さすがに、もうハーフはいねーだろ」
ユー「他の役職はどうなってるんだ?」
シリア「コンビCO! 相方は生きてます。けど、相方は潜伏させてもらうわ。対抗CO※3、いる?」
マニュア「さすがに、コンビで対抗はいないでしょ……」
シリア「……そうね。いないみたいね。じゃあ、一応、確定白の私が場をまとめさせてもらうわ」
リナ「うん。それがいいかな」
シリア「まず、現在の状況」

〜 現在の状況 〜
 ハーフ候補
  ヒナ  :ティル →人間
  ティル :トンヌラ→人間
  ストームマニュア→人間
 コンビ
  シリア、?
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 襲撃
  ナレーション

トリヤス「ハーフは3人ですか……内訳はどうなんでしょうね?」
マリア「ヒナちゃんが本物の場合、真※4、崇拝者、魔族か天使。ティルちゃんやストームくんが本物の場合は、真、魔族か魔族2人か天使か崇拝者か……」
ヤン「崇拝者は吊られたいだろうし、出てると思うけどな」
アルト「霊能者の方で出てくるかもしれませんよ?」
ユー「そうだ。霊能者の方がローラーされる可能性高いとか聞いたぞ。霊能者で出てくるかもな」
ニール「魔族が2人出てる可能性はあるのか? いや、さすがに低いか」
ピュウ「裏を見せかけてあるかもしれない」
ヤン「いや、ほぼないだろ」
トンヌラ「一応、あるとすれば、先ほどマリアさんが言っていた通り、真+魔族2人、真+魔族+崇拝者、真+魔族+天使、真+天使+崇拝者。あぁ、でも、役欠け※5でハーフがいない場合もあるかもしれませんが」
リナ「だとしたらどうなるの?」
ミンミン「魔族3人はさすがにないでしょうけど。魔族+崇拝者+天使って可能性とか、あるかもしれないわね」
トリヤス「魔族2人の、残りが天使か崇拝者。かもしれません」
ヒナ「私が本物だからぁー! 真と崇拝者はいるよ! ストームは分かんないけど、天使か魔族だよ!」
ミンミン「それが本当だったら、結構楽なんだけどねぇ」
ヒナ「だから本当だってば!」
マニュア「今日はどうすんだろ。グレラン※6? しかし、グレーも多いよねぇ……」
ヤン「ぶっちゃけ、ストームはCO遅かったし、怪しいんだが」
ストーム「はぁ!? だから、それは、そっちが勝手に盛り上がってたからだろーが! わけ分かんなくて入れなかったんだっつーの!」
ニール「そうかぁ?」
ストーム「ニーまで俺のこと信じねーのかよ!」
アルト「でも、ストームが偽物だと、マニュちゃんも怪しいことに」
マニュア「はぁ!? ストームのせいで、私まであらぬ疑いをかけられるっ!」
マリア「いえ、マーまで怪しいとは限らないわ。1番最初だから適当なところに無難に白を出した。ということも考えられるんじゃないかしら」
ヤン「でもストームだからな」
ニール「なぁ」
ストーム「おい!」
シリア「でもまぁ、今日は一応グレランかしらね。できれば護衛範囲を狭めるためにも霊能者COは明日にしたいけど、グレランで吊られない自信がないなら今出ちゃってください」
アリス「あー……じゃあ、霊能者COしとく」
シリア「アリス1人?」
マニュア「ハイ! 私! 霊能者!」
ストーム「はぁ!?」
マニュア「ストーム、わざわざ視てくれたみたいだけど、私は霊能者だよー」
ストーム「まじ、かよ。……これだとグレーあんまり狭まってないだろ。別のヤツ視れば良かった」
マニュア「でもほら、白出ししてもらってるから、霊能の真実味が増すでしょ」
アリス「ちょっと待ってよー! 私が本物だよ!?」
ヤン「ストームとリーダーのライン※7が繋がってるし、2人とも魔族って可能性もあるけどな」
トリヤス「しかし、霊能者のどちらも偽物って可能性もありますよね」
トンヌラ「これだけ人数も役職もありますからね。役欠けしててもおかしくはないかと」
アルト「役欠けしてなければ、3人が偽物ですね。役欠けしてると、4人も偽物が」
ユー「霊能者はローラーされやすい。と考えれば、霊能者の内訳は、真+崇拝者。ハーフの内訳は、真+魔族+天使な気がする。魔族2人もハーフに出ないだろ。そうなると、この中で役欠けは考えにくいかな」
マリア「それが可能性高いのかしら」
トンヌラ「しかし、魔族は4人もいます。切捨て覚悟で霊能者として出てる可能性もありますよ。もしくは、ローラーされないだろうと踏んでハーフに2人出ている可能性もあります」
ヤン「たしかに。可能性としてはそれも考えられるな。結局、発言や行動から考えてくしかねーな……」
キース「よく分からんくて話についていけてねーんだけど。これで能力者は全部なのか?」
ミンミン「兵士とか、あと、普通は名乗らない能力者ならいくつかあるわよ」
ユー「兵士はCOしない方がいいだろ。常識的に考えて」
キース「なんでだ?」
ヤン「兵士がCOするといきなり魔族に襲撃される可能性高いだろうが。そしたら、なんの役にも立たないだろ。兵士は上手くいけば襲撃される回数減らせるんだぞ」
キース「あぁ、そうかそうか。なるほどな!」
リナ「役欠けっていうのが、兵士だったら大変だよねぇ……」
シリア「――……これ以上、推理をごちゃごちゃにさせちゃまずいから、宣言しておくわ。――実は、相方が初日犠牲者なの」
ニール「はぁ!?」
リナ「はい!? どういうこと!?」
スリム「え!? さっき、相方は生きてるって言ったよね!?」
シリア「そう。さっきはそう言った。なぜなら、相方が初日犠牲者だって証明できる人は他にいない。だから、もしかしたら、コンビを乗っ取られる可能性もあると思ったの」
ヤン「あぁ。相方は生きてて潜伏してるって言えば、他のヤツが下手にコンビを騙ることはできないからな」
シリア「えぇ。だから、ハーフも霊能者も、中に本物がいるはずよ」
キース「ってことは、その中に人間以外が3人いるってことか?」
トンヌラ「いえ、崇拝者は魔族陣営とはいえ、人間です。人間以外は2人かもしれない」
アルト「えぇっと、この5人を仮にローラーしたとしても、2人しか倒せない可能性があるってこと」
シリア「……正直、ハーフと霊能者両方ローラーは厳しくないかしら?」
リナ「え?」
トリヤス「さっき、ミリア様――いえ、マニュア様? が処刑回数は全部で8回。そのうち、6回成功させないといけない。と仰いました」
キース「そうなのか!? えーと……今、19人だから……」
トンヌラ「19>17>15>13>11>9>7>5>3で8回ですよ」
キース「ん? 残り3人だともう1戦――」
マニュア「そのくだりはさっきやったから省略ねー!」
アリス「なんで? って人はプロローグに戻って確認してね☆」
ピュウ「いつものメタ発言だね……」
ユー「――魔族4人に、天使1人。信仰者も倒さないといけないから、8回中6回は処刑を成功させたいってことだな」
ヤン「両方ローラーをすれば5回。その5回で仮に人間以外が3人吊れたとして、残り3回は確実に仕留めないといけない」
マリア「それに、5人のうち、人間陣営以外は3人とはいえ、崇拝者も紛れ込んでいるかもしれない……」
アルト「そう。今出てる役職に、人間以外が3人出てるとも限らないんですよね。2人だけかもしれない」
スリム「えっと、5回のうち確実に倒せるのが2回だから――」
ヤン「3回も無駄になるかもしれないってことだ」
ニール「かなり厳しいな」
ミンミン「ここで吊り回数3回も無駄にしたくはないわよね」
トンヌラ「そういうことですね。いきなりローラー開始すれば、まだ会話しつつ魔族を見つけられるかもしれませんが――しかし、それはさすがに賭けですかね」
ヒナ「えぇ!? えっと、だから、ティーちゃんは崇拝者だから!」
マニュア「ヒーちゃん……そこまで必死に言うと、逆に怪しい」
ヒナ「えぇー!?」
ティル「そうだよー。私が本物だもんね♪」
ストーム「いや、俺だ!」
ニール「つーか、そろそろ時間じゃね?」
シリア「そうね。今日はグレランで。役職や一応白を貰ってる人には投票しないように……。各自、怪しいと思うところに入れてください。兵士は頑張って吊り回避※8してください。護衛も頑張って。あと、今夜、ハーフが視る場所はグレーのところを優先的にお願いね」
トリヤス「えぇ……!?」
キリオミ「えーっ!? 分かんないっス!!」
ミンミン「私だって分かんないわよ!」
ピュウ「うーん……」
アルト「どうしましょう……」
シリア「時間です」

 投票時間になりました。投票を開始してください。

〜 現在の状況 〜
 ハーフ候補
  ヒナ  :ティル →人間
  ティル :トンヌラ→人間
  ストームマニュア→人間
 霊能者候補
  アリス
  マニュア
 コンビ
  シリア、ナレーション(1襲※9)
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 襲撃
  ナレーション

〜 投票結果 〜
 マニュアキリオミ
 ティル  → ニール
 ストームヤン
 アリス  → キリオミ
 ニール  → キリオミ
 アルト  → ミンミン
 ヤン   → キリオミ
 シリア  → ピュウ
 スリム  → トリヤス
 ヒナ   → ミンミン
 ピュウ  → スリム
 トンヌラピュウ
 ミンミンアルト
 トリヤスキリオミ
 キリオミアルト
 リナ   → キース
 キース  → リナ
 ユー   → リナ
 マリア  → キリオミ

 キリオミ:6票 アルト:2票 ピュウ:2票 ミンミン:2票 リナ:2票 ニール:1票 ヤン:1票 スリム:1票 トリヤス:1票 キース:1票

 投票によってキリオミが処刑されました。

(汝は魔族(あるいは天使)なりや? の中での細かい用語説明)
※1.襲う = 襲撃すること。(人狼では『噛む』と言う)
※2.宣言 = そうである、そうすることを告げること。
※3.対抗・対抗CO = ほかの誰かが名乗り出た役職に、後から名乗り出ること。
※4.真 = 本物のこと。
※5.役欠け = 初日犠牲者が役職を持っている状態で襲撃されていること。
※6.グレラン = グレーランダム。誰にも視られていない人物や役職外の人物を各自の判断で投票すること。
※7.ライン = 発言などから推測される魔族や能力者同士の繋がりのこと。
※8.回避 = 処刑されないようにすること。
※9.○襲 = ○日目に襲撃されたということ。(このゲーム内での表記)