僕の生存日記 第4話:それは誤解だ日替わり部
おっす。僕『川野辺 葉乃』。
部活動会議で1人語り続ける『千羽 緋路』。『神成 躍人』と『今池 輝也』の間の空気はとても重たいし。『黒井 姫』さんはそれをぽえーっと見ているだけ……
僕、すげぇワクワクしてきたぞ!orz
「…………そうして人類は発展し、世界には機械が溢れ繁栄を……って、聞け――――――――――――!!!!!!」
千羽が机を力強くドンッ!!!!っと叩くと、叫んだ。
「って、千羽!本当にまだ語り続けてたのか!?ι」
本当に誰も聞いちゃいなかった。
「ったく。お前らは本当に分かってない、本当に」
ぶつぶつと1人何か呟いている千羽。
こいつ、機械が絡むと、本当に人が変わるんだよなぁ……
「……ったく。皆分かってな……あ」
千羽ははたと何かを思いついたのか、顔も上げて止まった。
「いいこと思いつきましたよ」
にっと笑うと、さっきよりも一段とキラキラ輝いた瞳をさせて、言った。
「葉乃のかわいさを追求、そして皆に分からせる部!!」
「あ、それならアリかな」
ぶっとんだ千羽の意見に、今池君までもが同調する。
僕はというと……
「何だそれ、いらねぇ!!!!!!」
なんて思わず叫んでいるくらいだった。
「葉乃、何で分からないんだ!?お前はかわいいぞ!!」
「言われても嬉しくないし!」
千羽と僕の攻防と書いて言い争い。
「まぁ確かに葉乃ちゃんはかわいいかもしれないけど……やっぱり女の子はみんなかわいいよね。姫ちゃんも本当にかわいいんだね」
今池君は僕のことをいつの間にか『ちゃん』付けで呼ぶようになっていた……
まぁそれでもやっぱりかわいい女の子の方がいいのであろう。黒井さんに、どこから出したのか……1本のバラを差し出した。
……何か、僕、色々と大丈夫かな……?(涙)
「わぁ~……すごい。ありがとうございますぅ~」
黒井さんは、驚いているのだか……相変わらずのぽえっとした笑顔で、それを受け取った。
「さて、他にあるかな」
その場を無理矢理〆て、ヤクザは次の意見を聞いた。
と、それに、
「はぁい」
と、珍しく黒井さん。
「おぉ。何かあるのか?」
「姫ちゃんの意見ならなんでもOKさ」
ヤクザも今池君も興味津々で、黒井さんの意見を待った。
まぁ黒井さんなら、きっといい案を――
「えっと、ホラー部です~」
――――え?
「ほ、ほらー部……?」
えっと、聞き間違いだよね?ι
「はい、ホラー部ですぅ」
ニコニコした笑顔で、黒井さんは言った。
…………って、え?ちょっ……
「放課後は百物語。週に1回は呪術なんかもやったりしてぇ~……あ、皆でホラーDVD観るのもいいと思うんですけど~。知ってます?ハンニ○ルとか~あれ、人を食べるんですよ~」
「ごめんなさい。やめてください。ごめんなさい」
思わず半泣きになって謝る僕。
「ふぇ……?えっと、ごめんなさい~……?」
何が悪いのか分かってない様子で、頭の上に「?」を大量に浮かべている黒井さん。
……黒井さんの知りたくなかった新たな一面を知ってしまった僕らなのだったorz
おっす。僕『川野辺 葉乃』。
部活動会議で1人語り続ける『千羽 緋路』。『神成 躍人』と『今池 輝也』の間の空気はとても重たいし。『黒井 姫』さんはそれをぽえーっと見ているだけ……
僕、すげぇワクワクしてきたぞ!orz
「…………そうして人類は発展し、世界には機械が溢れ繁栄を……って、聞け――――――――――――!!!!!!」
千羽が机を力強くドンッ!!!!っと叩くと、叫んだ。
「って、千羽!本当にまだ語り続けてたのか!?ι」
本当に誰も聞いちゃいなかった。
「ったく。お前らは本当に分かってない、本当に」
ぶつぶつと1人何か呟いている千羽。
こいつ、機械が絡むと、本当に人が変わるんだよなぁ……
「……ったく。皆分かってな……あ」
千羽ははたと何かを思いついたのか、顔も上げて止まった。
「いいこと思いつきましたよ」
にっと笑うと、さっきよりも一段とキラキラ輝いた瞳をさせて、言った。
「葉乃のかわいさを追求、そして皆に分からせる部!!」
「あ、それならアリかな」
ぶっとんだ千羽の意見に、今池君までもが同調する。
僕はというと……
「何だそれ、いらねぇ!!!!!!」
なんて思わず叫んでいるくらいだった。
「葉乃、何で分からないんだ!?お前はかわいいぞ!!」
「言われても嬉しくないし!」
千羽と僕の攻防と書いて言い争い。
「まぁ確かに葉乃ちゃんはかわいいかもしれないけど……やっぱり女の子はみんなかわいいよね。姫ちゃんも本当にかわいいんだね」
今池君は僕のことをいつの間にか『ちゃん』付けで呼ぶようになっていた……
まぁそれでもやっぱりかわいい女の子の方がいいのであろう。黒井さんに、どこから出したのか……1本のバラを差し出した。
……何か、僕、色々と大丈夫かな……?(涙)
「わぁ~……すごい。ありがとうございますぅ~」
黒井さんは、驚いているのだか……相変わらずのぽえっとした笑顔で、それを受け取った。
「さて、他にあるかな」
その場を無理矢理〆て、ヤクザは次の意見を聞いた。
と、それに、
「はぁい」
と、珍しく黒井さん。
「おぉ。何かあるのか?」
「姫ちゃんの意見ならなんでもOKさ」
ヤクザも今池君も興味津々で、黒井さんの意見を待った。
まぁ黒井さんなら、きっといい案を――
「えっと、ホラー部です~」
――――え?
「ほ、ほらー部……?」
えっと、聞き間違いだよね?ι
「はい、ホラー部ですぅ」
ニコニコした笑顔で、黒井さんは言った。
…………って、え?ちょっ……
「放課後は百物語。週に1回は呪術なんかもやったりしてぇ~……あ、皆でホラーDVD観るのもいいと思うんですけど~。知ってます?ハンニ○ルとか~あれ、人を食べるんですよ~」
「ごめんなさい。やめてください。ごめんなさい」
思わず半泣きになって謝る僕。
「ふぇ……?えっと、ごめんなさい~……?」
何が悪いのか分かってない様子で、頭の上に「?」を大量に浮かべている黒井さん。
……黒井さんの知りたくなかった新たな一面を知ってしまった僕らなのだったorz